動画編集の副業を始めたばかり、あるいはこれからやろうとする上で気になるのが、「動画を上手く作れるようになりたい」「できれば高クオリティのものが作りたい。」ではないでしょうか。
私も動画編集ソフトを触ったことがあるので分かるのですが、やっぱり動画編集は奥が深いですし、その演出を作るだけでも結構複雑なんですよね。
しかしながら、映画みたいに必ずしも高クオリティのものを作る必要はなく、それよりもクライアント目線かどうかが重要になるんですよね。
それから、動画編集が上手くなるにはやはり仕事の数をこなさないといけません。
今まで15名の動画編集経験者にインタビューしてきたのですが、大半は口をそろえてそのように言っていますからね。
という事で今回は、数々の経験者に聞いて回って共通していた動画編集が上手い人(上手くいく人)の特徴について解説したいと思います。
動画編集副業で上手い人(上手くいく人)の特徴
クライアント目線で動画を作成している【高クオリティかどうかは無関係】
まず大事なのが、クライアント目線で動画を制作できているかどうかですね。
結局、クライアントは映画が作りたいわけではなくて(もちろん本当に映画を作りたい場合もありますが)、youtubeとかでコンテンツ発信したいから仕事を発注するわけです。
映画みたいに高クオリティとかは関係なくて、必要な発信内容とか演出があるかどうかを気にしているんですよね。
これまで動画編集の経験者10名以上に聞いてみてもそうですが、口をそろえて「クライアントの意図を読むことが出来ているか」が重要だと言っています。
ですから、(最低限のクオリティは大切ですが)クライアントが作ろうとしている動画の内容をイメージする必要があります。
逆に言うと、意図を上手く読み解いてその通りに作ることさえできれば、極論クオリティなんて関係ないです。
ですから、「自分には高クオリティな動画を作る才能なんてない」という心配は不要で、クライアントの意図さえ読み解くことができれば、そこまで問題ありません。
無料・低単価でもいいので仕事を数多くこなしている
次に大事なのが、無料とか低単価でもいいので仕事を数多くこなしているかどうかですね。
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要は「場数を踏む」ってやつであり、スポーツと同じで結局は何度もやらないと覚えません。
これも色んな経験者をインタビューしてきて分かったのですが、一見簡単そうに見えてもなかなか思うような動画が作れなかったり、動画づくりそのものに慣れたかと思いきや今度はクライアントから思うような評価を受けられなかったりと、最初は特に苦戦する人が多かったです。
しかしながら、無料あるいは低単価でも仕事を受ける回数を増やした事で、徐々にクライアントに満足してもらえる動画が作れるようになった人も多いですから、動画編集にはとにかく慣れることが大事ですね。
ここで「稼ぐために動画編集始めたのに、無料で仕事を受けるの?」と思うかもしれませんが、バイトと違ってやはりどのビジネスも無報酬期間は付き物です。
フロー型ビジネスで“比較的”短期間で成果は出やすいとは言え、動画編集にも修業期間はあります。
しかしながら、(正しく取り組めば)一定の期間を過ぎると一気に稼げるようになるのもビジネスですから、練習するための期間と割り切るのをお勧めします。
自分の得意な分野をアピール出来ている
あと最後は、自分の得意な分野がアピール出来ているかどうかですね。
結局動画編集でも何でもそうですが、クライアントはただ「何でもできます」ではなく「何に強いか?」を気にしているんですよね。
例えば自分がラーメン屋さんに行こうとするとき、何でも取り扱っているよりか例えば味噌ラーメンに特化した方が、何だか質のいい味噌ラーメンを扱っているような気がしないでしょうか?
それと同じで、動画編集においても例えばショート動画ならショート動画が得意だとアピールした方が、クライアントにとっても選びやすいです。
それから、無理に苦手な事をやるよりも得意なことをやった方が断然上手くいくという意味でも、得意分野のアピールは大事です。
ご自身の経験で、苦手な作業だと一生懸命頑張っているのに思うような成果が出ない一方、得意な事だったら普通にやっているだけでどんどん成果が出たことがあるかも知れませんが、そういうイメージです。
実際、15名の経験者にインタビューしてみても、得意な分野をアピールした方が短時間で効率よく仕事が出来るようになったと言いますし、その面でも得意な分野のアピールは大切です。
そういう意味では、ポートフォリオの用意は強くお勧めします。(後述)
そもそも転職で言う履歴書のようなもので、ポートフォリオがないとクライアントは判断しようがないですし、何よりこの「得意なことをアピールできる」意味でもポートフォリオは大切だからです。
動画編集の上手さと同時に大切なのがポートフォリオ【世界が変わる】
そして動画編集が上手くなるのと同時に大切なのがポートフォリオづくりですね。
というか必須と言っても過言ではなく、そもそも転職で言う履歴書のようなものですし、クライアントもポートフォリオを見ることでその人は実力があるかを判断します。
そうなると、今回のテーマで言う「編集が上手い」を証拠付きでアピールすることが出来るんですよね。
また、受けられる仕事の量にも大きな影響がありまして、経験者へのインタビューでもほぼ全員が「オファーの量がけた違いに増えた」「自分から営業を掛けなくても向こうから仕事が来るようになった」と言っています。
それからもう一つ大きなメリットとして、実績だけでなく得意な分野をアピールすることもできるんですね。
まさに上記で話した「自分の得意な分野をアピール」するには重要で、経験者へのインタビューでも、得意な分野をアピールすることで得意な仕事だけが来て、結果効率よく稼げるようになったと言っていますし、それだけインパクトはあります。
とはいえ、「ポートフォリオのためだけにサイトを作るのはハードルが高すぎ」「プログラミングなんて知らないし、サーバー代なんて払いたくない」と思うかもしれません。
そんな方のために、動画編集に特化したポートフォリオ作成サイト「えぃちゃんふぉりお」を用意しました。
「えぃちゃんふぉりお」を使う事で、完全無料かつプログラミング知識一切なしであっという間にポートフォリオサイトが作れます。
しかも、noteやFacebookのように自然な見た目のポートフォリオサイトができます。
詳細に関しては、下記リンクから見てみて下さい。
最後に:クオリティよりもクライアント目線か
というわけで、動画編集が上手な人・上手くなりやすい人の特徴について解説しました。
色々話しましたが、結局はクライアント目線かどうかが重要ですね。
いくら映画みたいに高クオリティの動画が出来ても、クライアントの意図とは大きく外れた動画になってしまうと意味がありません。
しかしながら、逆に言えばクオリティに多少自信がなくても、相手の意図さえくみ取ることが出来れば心配は要りません。
クライアントの要望通りに動画を作ることが出来ればいいので、極端に言えばBGMなしてカットしかしていない動画だったとしても、クライアントが「それでいい」っていうならそれでいいです。
ですから、仮に自分が映画作成の仕事とかカメラマンの仕事とは一切無関係だったからと言って、チャンスがないわけではありませんので、あきらめずぜひ挑戦して下さい。
ということで、今回は以上です。
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